
お客様との関係づくりを楽しみつつ、卵の知識を勉強中。やりがいあふれる仕事です。
K・Kさん
2015年入社
PROFILE
知人の紹介により小北商店に入社。鶏卵事業部の倉庫内作業員として8年ほど経験を積み、2023年よりルート配送の仕事にキャリアチェンジ。安全運転とさわやかな接客を意識しながら、地域の方へ新鮮な卵を届けている。
入社のきっかけは?
安定して続けられる仕事を探していた際、当社で働いていた知人からの紹介がきっかけで入社しました。知らない業界だったので不安もありましたが、職場の人間関係が良くて年齢を問わずみなさんが分け隔てなく接してくれるので馴染むのも早かったです。
INTERVIEW

スピードと精度の向上を目指して細かいテクニックを磨いています。
ルート配送の仕事で心がけていることは、作業の早さと商品を丁寧に扱う姿勢です。卵は、意外にも衝撃に強い面がありますが、一箇所に力が集中すると、簡単に割れてしまうので注意が必要です。慣れないころは、商品の入替の際にぶつけて割ってしまうこともありました。また、実は商品ごとに大きさが違うため、複数の商品を1台のコンテナに収めるのはむずかしく、収まり具合でベテランか新人かを見分けられるほどです。とはいえ、経験を積むとパックの色でサイズを判別できるようになります。私もいまでは、商品を手に取りながら瞬時に置く位置を決められるようになりました。作業自体はどれもシンプルですが、日々さまざまな部分で成長を実感しています。

お客様との交流が仕事の魅力。笑顔ある接客を意識しています。
倉庫内作業からルート配送に異動して大きく変わったのは、お客様対応です。1日に40軒~50軒ほど配送先を回るので、毎日その数に応じたお客様とやり取りをしています。私が担当するコースは、飲食店や喫茶店と言った個人店がメイン。関係を築いていくと、いろいろなことを教えてもらえます。思ってもみなかったうれしい出来事に出会えることもあり、最近、ある製菓店の方がケーキを試食させてくださいました。いつまでも良い関係を築いていたいので、心がけているのはハキハキした挨拶をはじめとした明るい接客です。これからも、お客様との絆を深めながら確実な配送に取り組みます。

卵の知識をさらに磨いて、頼られる存在になりたい。
ルート配送は卵を納品するだけでなく、ときには営業的な役割を担い、お客様のニーズに応じた卵をご提案することもあります。たとえば、黄身の色も味も濃い卵は単体で食べるとおいしいのですが、スポンジケーキに使うと黄色が強くなりすぎてしまい、お客様に敬遠されることもあります。実は卵の黄身の色は食べたエサによって変わり、パプリカを食べている鶏の黄身は赤身がかった鮮やかなオレンジになります。そのあたりを踏まえて、味が濃くて色味の薄い卵を提案しています。そういった知識をさらに磨いていくため、日本卵業協会が認定するソムリエ検定に向けて勉強中です。いつでもお客様に相談していただけるような存在を目指してがんばります。
休日の過ごし方は?

運転が好きなので、休日はドライブに出かけることが多いです。遠出するのも好きで、四国まで足を延ばすこともあります。最近は、海鮮を食べに舞鶴までドライブしました。
好きな卵料理は?

卵本来の味を楽しめる出汁巻きと卵焼きです。味付けは甘めよりも塩気が強い方が好みですね。当社は社割で卵を購入できるので、最近では自分でも卵料理をつくるようになりました。
一日の流れ
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6:00
出勤・積み込み作業
出勤は発注状況に応じて前後し、この日は6時出勤でした。まずは注文を確認して追加分があれば伝票を発行。必要な商品をピッキングしながらトラックへ積み込んでいきます。
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7:50
出発
京都周辺に点在している飲食店や製菓店といった個人店のお客様へ配送を行います。
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12:30
休憩
午前中の配送を回り終えれば、1時間ほど休憩します。
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13:30
配送再開
しっかり体を休めたら、午後の配送を始めます。この日は午前・午後を合わせて40件ほど回りました。
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15:00
帰社
会社に戻ると、PCを使って翌日注文分の伝票発行を行います。
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16:30
退社
伝票処理が終われば勤務終了です。朝は早いですが、残業はほぼなく夕方からの時間を有効活用できます。